はじめに

私たちは、剣道を豊かにするためには他の分野を学ぶことも重要だと考えています。剣道をする人々の多くは、稽古の積み重ね、その1本1本を大切にしています。そのこと自体はとても立派なことです。

しかし、その結果、経験でものを考える傾向にあるようです。せっかく得られた経験を客体化し、みんなのものにしていくことはあまりありません。剣道では未解明で、みんなのものになっていないことでも、他の分野では解明され、知られていることもあるはずです。何よりもまじめに物事に取り組んでいる姿は分野を越えて、人の心を打ち、魅了するでしょう。

第1回~第10回の要旨は『のびのび剣道学校』(大塚・宇都宮・坂上編著 窓社 1990年)から抜粋しました。但し、縦書き本文を横書きに、漢数字はアラビア数字に改めさせていただきました。

講演一覧

過去の記念講演 特別講師
演目(タイトルをクリックすると詳細)
第1回 奥川金十郎氏 (範士八段・全国剣道協議会会長) 『明るい剣道をめざして』
第2回 進藤貴美子氏 (舞踏研究家・都立北多摩高校) 『民族文化とは何か』
第3回 玉井徳子氏 (統一劇場) 『文化の喜びを皆のものに』
第4回 山西哲郎氏 (市民ランナー指導者・群馬大学助教授) 『走るロマンを求めて』
第5回 増岡敏和氏 (詩人・サークル運動研究家) 『新しいクラブの創造を』
第6回 出原泰明氏 (体育学者・日本福祉大学助教授) 『スポーツ集団の人間関係』
第7回 唐木國彦氏 (体育社会学者・一橋大学教授) 『日本・ヨーロッパのスポーツの歴史と伝統から』
第8回 大貫映子氏 (日本初のドーバー海峡横断者) 『ドーバー海峡泳いじゃった』
第9回 淡路克浩氏 (山梨県立都留高校教諭) 『素人顧問がつかんだ剣道指導の“極意”』
第10回 平勲氏 (烈アーチェリークラブ) 『弓への挑戦』

 

タイトル
執筆
掲載雑誌
私たちのめざす剣道指導 大塚忠義、坂上康博 剣道日本
スキとは何か 大塚忠義、坂上康博 剣道日本
「生きた基本」を学べば、剣道はより楽しくなる 坂上康博 談 剣道日本
予測能力を磨く「いなづま型攻撃」 大塚忠義 剣道日本

過去の記事