記事No : 516 タイトル : 男からのチョコ 投稿日 : 2005/02/22(Tue) 11:24 投稿者 : 剣きち調布
ドラ太がドイツのお土産を持って来た。督促はしてみるもんだ。その1つがチョコレート、「ドラ太、バレンタインの残りでないの??」、イエイエ、ドイツの由緒あるチョコで剣きちさんのために買って来ました、とチットはまともな会話を言える様になっている。
もう1つも優れ物らしい。チョコは食べ、もう1つは戸棚へ来週の日曜のお昼に食べよう。
会社に入って2週間後姫路の工場へ飛ばされた。人懐っこかったので度々飲みにも連れて行ってもらった。6月中旬にボーナスではなかったが金一封が出て3万円入っていた。
すぐに姫路デパートに行って一人1000円の石鹸をお中元として、ご馳走してくれた人、近々ご馳走してくれそうな人、寮の管理人のおじさん、30人に贈った。
効果抜群だった、6月下旬になるとお中元が届いたのか工場内で幹部に会うと「君すまないね、一度ご馳走するよ」などと声を掛けてくれ、工場全体が僕の部下になった様な錯覚におちいった。10月初め東京本社にも戻れた。
気配りは人との潤滑剤かな、ね、ドラ太。
もう1つの気配り、それは「挨拶」
ドラ太、その可愛い目でジッと人を見るのもいいけど、時として「キモイ」と誤解される。人に語りかける事も気配りでお中元以上の効果がある。
あるところで書キコした俺の文章を引用。
夢を持て、夢を描こうと大人は言う、でも僕は若い人に「夢を語ろう」と言いたい。自分の思い、自分の考えをみんな(大人、先輩、親、友達)に語る、素晴らしいことだ。
自動化が進んだ現代、入口は自動で開き、閉まる。受付で可愛いお嬢さんに会うことは無く、電話や画面を見て担当者を呼び出す「おはよう、こんにちは、お先に、今晩は」という、人との取っ掛かりの言葉を使うタイミングが少ない。
「語るは挨拶からはじまる」、若者よ、取っ掛かりの言葉、その初歩の挨拶をもっと使う、第一歩が始まると相手から何らかの言葉がかえり次の言葉が生まれ、日常会話が始まり、夢の語りがはじまる。
好きなことを見つけろと大人は言う。
見つかった、でも見ているだけ、こうなるだろうと考えているだけでは生活できない。生きていくためのお金を稼ぎだせる様に、好きなことのプロになり、自分の武器に出来なければ駄目。プロに到るには2〜3日ではなれず、過程があり、修行がある。5〜10年とかかる。
そこには辛抱が必要、この人に死ねといわれたら死んでもいいと思える師匠が必要、コツコツと努力する。1年経ち、2年経つと少しやらせてくれる、成功のコツをおぼえる。生きていくことが楽しくなる。
嫌だといって辞めたら、せっかくの好きなことも身に付かない。
以上が書キコしたもの。
人に贈るもの、お菓子の場合、全てを試食する、値段でもなく量でもない、「これ」と思ったものを僕は持って行く。
人からもらったら僕の会社の人は僕が何時帰社するか判らないので分けてしまう。でも包装の外箱、包装紙、お菓子なら1つ(複数ある場合は四分の一に切って冷蔵庫へ)を机の上に置いててくれる。僕は食べて、包装紙などを確認、もらった人にあったら「あれは岐阜の銘菓で。。。」と話す。
ドラ太、気配りに使う時間はせいぜい1日10分位、でも人生が楽しくなるよ。ドラ太にお土産督促した理由は以上。今後も美味しいもの宜しくね。
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