記事No : 838 タイトル : Re: 「攻め」って。。。 投稿日 : 2006/10/09(Mon) 22:14 投稿者 : 練馬大根
又兵衛さん。
攻めについての記事をみつけました。
攻めについて、よく攻めて勝ってから打ちなさいと言われるのは、このころ。「攻め」とはどういうものか。考えるようになるのです。でも、誰に聞いてもハッキリとこうだと教しえてくださる方はいませんでした。
したがって、この「攻め」について答えを持っていると、稽古に弾みがつくと思います。
では、今の私の段階で持っている答えをここで公開します。違うぞという意見がありましたら、お教えください。
「攻め」とは「攻めることではない」ということ。「攻め」とは「攻めになっている」という事実のことです。だから、中心を取るとか、相手の竹刀を払うとか、間を詰めるとか。そういうことが「攻め」ではないということです。「攻め」てから打つのではなく。自分のしていることが相手に映っているとき、初めて「攻め」ていることを確認できるのです。
簡単な例をあげましょう。
相手と対峙していて、相手が中心を取りに竹刀を寄せたとします。この時、あなたが、負けじと中心を取り返しにいきます。このとき竹刀をもって、相手の竹刀を押し返します。
相手と対峙していて、相手が小手を伺うように竹刀を、ちょっと下げたとします。あなたは、そうは許しませんとばかりに、剣先で、相手の竹刀を抑制します。
こういう動作は、すでに相手に合わせて動くことになります。相手が「主」であなたは「従」です。これが、攻めの基本だとしたらどうですか。すでにあなたは、攻めを受け入れているのです。
では、、、、
相手が貴方の竹刀を押さえたとします。ここで、あなたが是れを無視し、押さえられたままにしておきます。相手は、「おやっ」と思います。そこで、今度はあなたから、竹刀をどこでもいいですからゆっくり動かしてみましょう。すると、相手はすかさずあなたの竹刀に追従してきます。ここに、攻守が、逆転する機会がうまれるのです。あなたの動きに相手がついてくるのです。
わたしは、これが「攻め」の基本だと思います。攻めるのではなく、攻めは常に相手に映って、その事実が確認できます。そして、もっと先へ進むと目に見えないところでのやり取りになっていくのだと思います。
島亮さんHPより。
又兵衛さんの後輩と同じような意かな?
- 関連ツリー▼ 「攻め」って。。。 - 又兵衛 2006/10/06(Fri) 22:56 No.832
     ├ Re: 「攻め」って。。。 - housen 2006/10/08(Sun) 16:46 No.833
     ├ Re: 「攻め」って。。。 - 又兵衛 2006/10/08(Sun) 20:26 No.834
     ├ Re: 「攻め」って。。。 - 練馬大根 2006/10/09(Mon) 00:10 No.835
     ├ Re: 「攻め」って。。。 - 又兵衛 2006/10/09(Mon) 08:58 No.836
     ├ Re: 「攻め」って。。。 - 練馬大根 2006/10/09(Mon) 18:50 No.837
     ├ Re: 「攻め」って。。。 - 練馬大根 2006/10/09(Mon) 22:14 No.838
     └ Re: 「攻め」って。。。 - 又兵衛 2006/10/12(Thu) 17:23 No.841
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